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奈良市役所の庁舎の東に旭川ラーメンの店がある。
北海道旭川市で有名な「BK軒」の支店というかのれん分けの店だそうである。
北海道旭川市で有名な「BK軒」の支店というかのれん分けの店だそうである。
この店へ行ってみようと、近鉄奈良線の終点の一つ手前の新大宮駅で途中下車し、線路の南側の商店街の道を西へ向かったのであった。
両側に飲食店が並ぶが、夕方からの開店が多い。
両側に飲食店が並ぶが、夕方からの開店が多い。
5分ほど歩くと、奈良市内を流れる佐保川に架かる歩行専用橋を渡る。
店は小さな雑居ビルの1階である。
暖簾を潜り、ドアを開けると店内はほぼ満席。
カウンターの一席が空いていたので、何とか座れた云う状況であった。
暖簾を潜り、ドアを開けると店内はほぼ満席。
カウンターの一席が空いていたので、何とか座れた云う状況であった。
メニューには、醤油、味噌、塩の3種のラーメンが記されている。
旭川ラーメンと云えばその代表が醤油ラーメンである。
尚、北海道では、旭川の醤油、札幌の味噌、函館の塩と云われている。
旭川ラーメンと云えばその代表が醤油ラーメンである。
尚、北海道では、旭川の醤油、札幌の味噌、函館の塩と云われている。
しかし以前に旭川のBK軒本店で醤油ラーメンを頂いたことがあるので、今回は塩にしてみた。
次々とラーメンが運ばれて行くが、行先は他の客の所、やはり醤油が圧倒的に多いようである。
10分ほど待って、やっと塩ラーメンが出てきたのであった。
スープは白色である。
麺は中細の縮れ麺、色は白に近いので熟成麺とは違うようである。
麺は中細の縮れ麺、色は白に近いので熟成麺とは違うようである。
トッピングは、大きな5mm厚ぐらいのチャーシューが2枚。
太いメンマが数本、そしてモヤシに、刻み青ネギである。
太いメンマが数本、そしてモヤシに、刻み青ネギである。
さあ、頂いてみよう。
先ずはスープ。塩味と鶏出汁が支配的である。
豚骨とのダブルスープの筈であるが、鶏の量が多いのであろう。色も白いと云うのが頷ける。
豚骨とのダブルスープの筈であるが、鶏の量が多いのであろう。色も白いと云うのが頷ける。
麺はシコシコ、打ち立て麺のような感触である。
チャーシューは厚くて大きいので食べ応えがある。一気にと云うわけにはいかない。
チャーシューは厚くて大きいので食べ応えがある。一気にと云うわけにはいかない。
麺、スープ、チャーシューと交互に食べながら、完食に至ったのであった。
2
さて、食後の探索である。
先ずは西隣の市役所の前まで行ってみる。
塀の向こうにトンボのモニュメントが建っている。
市役所前の通り「大宮通り」を更に西へと進む。
少し行くと、国道24号線の高架橋を潜る。
少し行くと、国道24号線の高架橋を潜る。
更に西へ行くと、平城宮の正面、朱雀大路へと到着した。
しかしながら朱雀門の前の広場は工事中で、ここからの入場はできない。
朱雀門を間近で眺めて、やはり次は大極殿へと向かうのが常道であろう。
朱雀門の前には電車の踏切がある。
この踏切を渡り、見返って見ると丁度電車が来たところである。
この踏切を渡り、見返って見ると丁度電車が来たところである。
かつて、電車の線路を敷設した後に平城京が発掘され、朱雀門の跡地に門が再現されたため、このような関係になったのであろうと推察する。
この辺りにはススキの群生地があり、丁度見ごろで綺麗である。
またススキの向こうに大極殿が見える。
宮殿の見取り図が置かれている。それによると、大極殿は第一次の大極殿である。
宮殿の中央辺りからは、塀の向こうに若草山がよく見える。
大極殿に近づいてきた。
もっと接近すると、大極殿の中を見ることができるのが分かったので、早速昇殿してみる。
外の回廊を巡り、大極殿を後にして最寄りの大和西大寺駅へと向かった探索であった。