1
東京駅はよく通過する駅であり、途中下車することはめったに無い。
今回は昼食するような時間的余裕がなかったので、駅弁を買い込みがてら、東京駅の丸の内側を一周してみようと決め、先ずは駅弁の販売所へ向かった。
今回は昼食するような時間的余裕がなかったので、駅弁を買い込みがてら、東京駅の丸の内側を一周してみようと決め、先ずは駅弁の販売所へ向かった。
中央口内部の広い通りができている。
セントラルストリートというのだそうでるが、ここにやたら大きな駅弁屋がある。
「駅弁屋M」という。
全国の駅弁を扱っているような店であり。人だかりも多い。
セントラルストリートというのだそうでるが、ここにやたら大きな駅弁屋がある。
「駅弁屋M」という。
全国の駅弁を扱っているような店であり。人だかりも多い。
入り口辺りには売れ筋の弁当を並べているのであろう。
「峠の釜めし」「牛肉どまんなか」などが並んでいるが、一列入るとそこは牛タン弁当のオンパレード。
紐を引っ張ると温められる仕掛けのものである。
美味い牛タンがアツアツで食べられるので、大人気なのは分かる気がする。
「峠の釜めし」「牛肉どまんなか」などが並んでいるが、一列入るとそこは牛タン弁当のオンパレード。
紐を引っ張ると温められる仕掛けのものである。
美味い牛タンがアツアツで食べられるので、大人気なのは分かる気がする。
東京なので東京らしいものを探す。
幕の内のような弁当が何種類かあったが、あまり興味は無し。
そうこうしているうちに「深川めし」というのが目に付いた。
値段も1000円以下なので、まあまあである。
幕の内のような弁当が何種類かあったが、あまり興味は無し。
そうこうしているうちに「深川めし」というのが目に付いた。
値段も1000円以下なので、まあまあである。
以前、深川辺りでテイクアウトのあさり飯「深川丼」を食べたことがあるが、それはそれ、今度は弁当を頂くことにし、早速買い求めた。
弁当を手に下げ、カバンを肩に掛け、東京駅の丸の内側を急いで回ってみよう。
中央口を出るとそこには、丸の内側の一周コースのガイドが掲示されている。
先ずは南口方面へと向かう。
先ずは南口方面へと向かう。
すぐ近くに「赤煉瓦ドーム」とプレートが貼られているところがある。
また、もう少し行くと、傷ついたレンガ壁が露出しているようなところがある。
南口へと急ぐ。
2
南口はドーム天井となっている。
ドーム下の八角形の部分の半円の間の黒い部分は十二支のうちの八支が埋め込まれているのだそうである。
ドーム下の八角形の部分の半円の間の黒い部分は十二支のうちの八支が埋め込まれているのだそうである。
その上の光が入るドームの部分の上部に白い鳥があしらわれている。
駅の外へ出る。
駅舎はレンガ作りで見事なものである。
駅舎はレンガ作りで見事なものである。
駅舎の中央付近に「東京駅」という石標が置かれている。
ここで残り時間が少なくなった。
新幹線の出発が迫っている。
急ぎ駅舎の中に入り、新幹線のホームへ急いだ。
新幹線の出発が迫っている。
急ぎ駅舎の中に入り、新幹線のホームへ急いだ。
何とか目的の列車に間に合った。
発車までまだ2~3分ある。
ほっと一息である。
発車までまだ2~3分ある。
ほっと一息である。
発車と同時に先ほど購入の「深川めし」を開けてみる。
あさり飯だけかと思ったが、他にも何品か入っている。
玉子焼やニンジン、蒟蒻は定番として、焼アナゴがふた切れ入っているのは予想外であった。
あさりの上に乗っているのは分葱のヌタであろう、それなりの匂いである。
さて頂いてみよう。
あさりはごぼうと合わせて煮られているようである。
ご飯は炊込みである。少しの味が付いている。
アナゴは結構柔らかい。焼いたものを味付けのために煮ているようである。
ご飯は炊込みである。少しの味が付いている。
アナゴは結構柔らかい。焼いたものを味付けのために煮ているようである。
やはり、この弁当の肝はあさり飯である。
ご飯とともに口に運ぶと、何とも言えない味である。
ご飯とともに口に運ぶと、何とも言えない味である。
アナゴや玉子、隠元をおかずに最後までおいしく頂いた「深川めし」であった。