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 大阪市営地下鉄の南港を走るニュートラム線に乗って中ふ頭駅で下車、イベント会場であるインテックス大阪へ出掛けた。
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会場では多くの企業がブースを構え、来客も多く、大きなイベントでありながら所狭しの大盛況ぶりであった。

 少し見学したところで昼になった。
会場内には大きなレストランもあるが、このような時は臨時に出店している屋台の中から、日ごろ目に触れないものを探すのは、一つの楽しみである。
 大きな展示場の一つに屋台を並べ、沢山のテーブルを並べて、飲食エリアとしている。
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そして、博多のから揚げ、富士宮焼きそば、鹿児島の丼、横浜の豚まんなどの出店の中、台湾ラーメンと云う未経験のものを見つけた。
台湾ラーメンは名古屋名物だそうである。

 若干の行列の後について、ラーメンを注文したのであった。
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 待つこと2~3分、ラーメンが出された。
代金を支払って、空いているテーブルを目指した。
こういう場面では、面鉢はプラスチックであるのはいただけないが、場所が場所なので止むを得ない。
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 ラーメンは一見、辛そうな担々麺と似ている。
トッピングは、挽肉と卵黄を混ぜ炒めたそぼろ風の具がメインで、それを囲むようにモヤシ、ニラ、刻みネギが配されている。
スープは醤油系の半透明、細かい脂が浮かんでいることから鶏出汁であろう。
麺は、鹹水の中細麺、ストレートである。
 さて、頂いてみよう。
見るからに担々麺=辛い、という先入観があったせいか、そう辛いとは思えない。
ラー油が少し効いているのか、ピリッとはしているが、その中にも甘ささえ感じる。
 そぼろを混ぜながら麺に絡め頂く。
チャーシュー・メンマのラーメンとは全く違う感触であり、これはこれで癖になりそうな味である。
なるほど台湾ラーメンとは、このようなものかと思った次第である。
 少し調べてみた。
台湾ラーメンとは、台湾ではなく名古屋が発祥とのことである。
今から30年前に、千種区今池の台湾料理専門店「MS」の店主が台湾の担仔麺(たんつーめん)をベースにして辛く味付けしたのがルーツだと云われている。
店主が台湾出身だったことから、台湾ラーメンと名付けたとのことである。
 そして、今から10年ほど前の激辛ブームに乗っかって、市内の他の店でも出され、名古屋の台湾ラーメンとして定着し、名古屋飯の一つに数えられるようになったとの経過を辿っている。
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 イベント会場に戻り、幾つかのブースを訪問してから、会場を出た。
 会場の周りにはいろんな建物があるが、先ずはWTCが目に付く。
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大阪ワールドトレードセンタービルディングとして建設された地上55階256mのビルであるが、紆余曲折があり、現在は大阪府に譲渡され、府庁咲州(さきしま)庁舎として活用されているビルである。

 このビルは、大阪泉南の関西国際空港の陸側にあるりんくうゲートタワービルと高さを競ったが、現在はりんくうの方が高いということに落ち着き、我が国4位の高さに甘んじている。
WTCのニュートラムを挟んで海側にはATCがある。
ATCはアジア太平洋トレードセンター(Asia & Pacific Trade Center)で、大規模複合施設でありO’s棟とITM棟で構成されている。
O’s棟は6階建てで海に臨み、沢山のレストランやショップが入っている。
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またITM棟は12階建てで、商業施設やオフィスビルであるが、変わったところでは大阪市の建設局や港湾局などの部署も入居している所である。

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 また海側から眺めると、WTC,ATCが一体となって見える。
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 ATCを後に、隣の地下鉄コスモスクエア駅方向に歩く。
まだまだ広い土地も残されている。
 コスモスクエア駅の海側は海岸べりの遊歩道となっている。
遠く西の方には明石海峡大橋を望むことができる。
また、北西方向には六甲山、その手前にはキリン型のクレーンが林立した夢洲を望むことができる。
 そして東方向の大阪港北港を眺めてみると、お馴染みの海遊館の外壁や観覧車、そしてその向こうに弁天町のマンション群が見える。
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 ここらあたりの大阪港とその周辺は、あまり大阪らしくない独特の景色でもある。