1
JR東海道線の三ノ宮駅で途中下車し、地下鉄に一駅だけ乗り新神戸駅に行った。
久しぶりに布引の滝を眺めてみようと云う算段である。
久しぶりに布引の滝を眺めてみようと云う算段である。
また、日光華厳の滝、紀州那智の滝とともに日本三大神滝とも云われている滝である。
新神戸駅の構内を歩き布引滝方面の出口から滝道に向かう。
住宅の間を抜けると、布引渓谷に架かる砂子橋を渡る。
滝道はコンクリートの舗装がなされているので、所々の急坂を除いては辿り易い。
住宅の間を抜けると、布引渓谷に架かる砂子橋を渡る。
滝道はコンクリートの舗装がなされているので、所々の急坂を除いては辿り易い。
暫らく歩くと雌滝がある。
落差は19mである。
上流の布引ダムから放流されているので、水量は豊富である。
落差は19mである。
上流の布引ダムから放流されているので、水量は豊富である。
この滝からは道は登りとなる。
次に現れるのは鼓滝である。
草木に覆われているので、全容は見えない。
次に現れるのは鼓滝である。
草木に覆われているので、全容は見えない。
更に登ると雄滝、夫婦滝の観覧場所に出る。茶店もある。
雄滝は43mもある堂々としたもので、最大の滝である。
雄滝は43mもある堂々としたもので、最大の滝である。
雄滝の滝壺から夫婦滝が流れ出ている。
2本で流れ出た滝が1本になるため、このような名付けになったものであろう。
尚、夫婦滝の高さは9mである。
2本で流れ出た滝が1本になるため、このような名付けになったものであろう。
尚、夫婦滝の高さは9mである。
六甲山はまだまだ高いので、もう少し上まで行ってみようと登ってみた。
道沿いには、和歌の石碑が所々に建てられ、その解説板も備えられている。
道沿いには、和歌の石碑が所々に建てられ、その解説板も備えられている。
右手に整地された広場がある。
神戸の市街地を見下ろしながらラジオ体操をする場所とのことである。
神戸の市街地を見下ろしながらラジオ体操をする場所とのことである。
更に登る。
途中にかずらで飾られた橋がある。「猿のかずら橋」と云う。
途中にかずらで飾られた橋がある。「猿のかずら橋」と云う。
2
帰り道は楽である。
あまり苦労もなく、スイスイと新神戸駅に戻ったのであった。
あまり苦労もなく、スイスイと新神戸駅に戻ったのであった。
三宮のターミナルまで歩いてみようと駅から一般道への出口を探すが、なかなか見つからない。
そこで、一旦地下鉄駅に降り、地下鉄駅からの出口でやっと駅外の道に出ることが出来たのであった。
三宮に戻る通りはフラワーロードと云う。
三角屋根のANAクラウンプラザホテルの前から直線的に伸びている。
三角屋根のANAクラウンプラザホテルの前から直線的に伸びている。
丁度昼時なので食事処を探しながら歩くが、コンビニ以外の店は見つからない。
中間あたりの加納町交差点の歩道橋まで来た。
この交差点の東には以前訪れたMTラーメンがあるが今回はパスである。
中間あたりの加納町交差点の歩道橋まで来た。
この交差点の東には以前訪れたMTラーメンがあるが今回はパスである。
歩道橋の上から店を探してみる。
何と歩道橋を三宮に降りたところに久留米ラーメンと書かれた店があるではないか…。
今まで味わったことがないラーメンであるので、これ幸いにこの店に入ることにした。
店の名を「TとR」と云う。勇ましい名前である。
何と歩道橋を三宮に降りたところに久留米ラーメンと書かれた店があるではないか…。
今まで味わったことがないラーメンであるので、これ幸いにこの店に入ることにした。
店の名を「TとR」と云う。勇ましい名前である。
店内はカウンターのみで10席くらいの小さな店である。入ったときは半分位埋まっていた。
カウンター内ではマスターが一人で頑張っている。
先ずは久留米ラーメンを頼んで暫らく待つことになった。
カウンター内ではマスターが一人で頑張っている。
先ずは久留米ラーメンを頼んで暫らく待つことになった。
メニューを見てみると、久留米の他に博多ラーメンもある。
虎とは博多ラーメンのこと、龍とは久留米ラーメンのようである。
虎とは博多ラーメンのこと、龍とは久留米ラーメンのようである。
ラーメンが出てきた。
スープは半透明であるが濃厚そうである。
麺は中細でストレート、好きな麺である。
チャーシューが3枚、そして煮玉子のスライスときくらげ、それに刻みネギである。
麺は中細でストレート、好きな麺である。
チャーシューが3枚、そして煮玉子のスライスときくらげ、それに刻みネギである。
さて、頂いてみよう。
先ずはスープ、混ぜ物がないので、豚骨本来の味であろう。そして濃厚である。
聞いた話であるが、久留米ラーメンは、博多の豚骨スープを間違いか何かでかなりな長時間煮詰めたものとのことで、このような味になるのかと感心した次第である。
この味、かつてどこかで食べたような味であるが、思い出せない。
先ずはスープ、混ぜ物がないので、豚骨本来の味であろう。そして濃厚である。
聞いた話であるが、久留米ラーメンは、博多の豚骨スープを間違いか何かでかなりな長時間煮詰めたものとのことで、このような味になるのかと感心した次第である。
この味、かつてどこかで食べたような味であるが、思い出せない。
次に麺、細い麺であるのでスープの味と良く絡む。
チャーシューは薄めであり、それなのに軟らかく仕上がっている。
また煮玉子も薄いが、味はしっかりしている。
また煮玉子も薄いが、味はしっかりしている。
カウンターに紅生姜があったので、博多ラーメン風に載せてみるとまた味が締まる。
そして美味しく頂き、店を後に三ノ宮駅に戻ったのであった。