1
大阪のB級グルメの一つに「かす」うどんと云うのがある。
「かす」とは油かすのことで、牛のホルモンを低温の油で煮詰めたその「かす」のことを云う。
大阪南部ではこのかすをうどんにトッピングして食べるという「かすうどん」という料理があり、定番となっている。
「かす」とは油かすのことで、牛のホルモンを低温の油で煮詰めたその「かす」のことを云う。
大阪南部ではこのかすをうどんにトッピングして食べるという「かすうどん」という料理があり、定番となっている。
以前、「KSや」というかすうどんのチェーン店を訪問して、そのかすうどんを食べたことがある。
今回は「かすカレーうどん」が美味いという住吉区の「FJ屋」に近いところに用があったので、ついでに地下鉄を一駅乗り、その食事処を訪ねてみた。
今回は「かすカレーうどん」が美味いという住吉区の「FJ屋」に近いところに用があったので、ついでに地下鉄を一駅乗り、その食事処を訪ねてみた。
大阪地下鉄の長居駅で下車するのが最寄である。
長居駅で降り、地上に上がると長い公園の正面入り口に出る。
長居駅で降り、地上に上がると長い公園の正面入り口に出る。
長居公園は大きな公園である。
また、公園の南を通っている道路は長居公園通りという。
大阪市の南部を東西に結ぶ主要な道路である。
大阪市の南部を東西に結ぶ主要な道路である。
長居公園の西半分はかつては競馬場と競輪場であったが、現在はスポーツ競技場群となっている。
そして、ネーミングライツにより、メインの長居陸上競技場がヤンマースタジアムと呼ばれている。
そして、ネーミングライツにより、メインの長居陸上競技場がヤンマースタジアムと呼ばれている。
並んでいる長居球技場がキンチョースタジアムと呼ばれる。
2つのスタジアムは、サッカーチーム「セレッソ大阪」のホームグラウンドでもある。
地下鉄のホームにもその雰囲気を盛り上げる掲示がなされている。
地下鉄のホームにもその雰囲気を盛り上げる掲示がなされている。
セレッソ大阪は、かつての「ヤンマー」が母体で、それをを引く継ぐ名門チームである。
しかし、大阪のもう一つのチーム「ガンバ」の最近の躍進に比べて、成績は芳しくはないようである。
色んな課題はあろうかと思うが、舞洲にある練習場も充実しているようなので、是非とも頑張って欲しいものである。
しかし、大阪のもう一つのチーム「ガンバ」の最近の躍進に比べて、成績は芳しくはないようである。
色んな課題はあろうかと思うが、舞洲にある練習場も充実しているようなので、是非とも頑張って欲しいものである。
更に南にある長居第2陸上競技場がヤンマーフィールドと呼ばれる。
2
そのFJ屋は長居公園の南西方向の住宅街の中にある。
そうなるとなかなか見つけにくい。
少しの苦労があって、店の前まで到着したのであった。
そうなるとなかなか見つけにくい。
少しの苦労があって、店の前まで到着したのであった。
早速店内へ入ってみる。
客が結構詰っている。8割方であった。
空いているカウンター席を見つけ、腰を下ろしたのであった。
客が結構詰っている。8割方であった。
空いているカウンター席を見つけ、腰を下ろしたのであった。
さて、注文である。
メニューをチラ見しているところにやってきた接客嬢にかすカレーうどんを注文したのであった。
メニューをチラ見しているところにやってきた接客嬢にかすカレーうどんを注文したのであった。
先客から順に料理が出て来るので、10分ぐらい待たされた。
やっとのことで、うどんが出て来た。
やっとのことで、うどんが出て来た。
さて、頂いてみよう。
先ずはルウ、適度な辛さである。
かすは柔らかく仕上げられていて、以前のかすうどんのように堅くもない。
上手い具合に仕上げているなァ、と思った。
先ずはルウ、適度な辛さである。
かすは柔らかく仕上げられていて、以前のかすうどんのように堅くもない。
上手い具合に仕上げているなァ、と思った。
麺は手打ちのうどんである。
しかしそうコシは強くは無い。カレーと良く合うようである。
しかしそうコシは強くは無い。カレーと良く合うようである。
暫く食べていると、カレールウと出汁が混ざってくる。
その味からして、出汁だけでも結構いけるのでは?、という感じである。
その味からして、出汁だけでも結構いけるのでは?、という感じである。
量は結構あったが、最後まで美味しく頂いた。
今度この店に来た時は普通のうどんで出汁を味わってみようと思い、店を後にしたのであった。
今度この店に来た時は普通のうどんで出汁を味わってみようと思い、店を後にしたのであった。