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 JRの山陽新幹線と山陽本線に岡山駅がある。
乗換駅として良く利用するが、時々は駅構内から外に出て、食事をしたりする。
 岡山駅の正面から広い通りが東方向にある岡山城や名園後楽園に向けて通っている。
桃太郎大通りと云う。
今は珍しくなった路面電車も走っている通りである。
 この通りを駅から少し歩くと、西川緑道公園という運河とそれに沿った縦長の公園とクロスする。
そのクロスの一本先の通りを右手に入った所に、「カツ丼NM」と云う店がある。
 この店は「ドミカツ丼」、即ちご飯の上にトンカツを乗せ、ドミグラスソースを掛けた丼のことを云うが、それを最初に提供した店として知られる。
この店の創業者NM氏が東京のホテルで料理の修業中に考案したもので、昭和の初めごろから提供していると云われる。
 ドミカツ丼は評判を呼んで、その後周辺の飲食店で提供され始め、岡山市の名物となったものである。
 早速、店を訪れてみた。
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席は若干空いているようである。

 先ずは入口に券売機の関所がある。
目的のドミグラスソースのカツ丼を選んだ。
子カツ丼、孫カツ丼というサイズのバリエーションもある。
 席について、料理を待つまでの間、改めてメニューを眺めてみる。
ドミグラスソースカツ丼の他に卵とじカツ丼がもう一方のジャンルである。
 そして、ドミと卵の食べ比べセットもあったが、今更もう遅い。
今回はドミカツ丼を味わうことに徹しよう。
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 5分ぐらいして料理が出てきた。
味噌汁と香の物とのセットになっている。
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 ドミソースは表面張力が大きいのか流れる感じは無く、局面状になっている。
そして彩で、中央にグリーンピースが乗っている。
 さて頂いてみよう。
ソースは流れないので、カツとその下の茹でキャベツ、そしてご飯と併せて適量を口に入れることができる。
ソースが柔らかいとどうしてもソースまみれになる嫌いがあるが、それは無い。
トンカツの下に敷き詰められている茹でキャベツは、生だとパリパリ感の主張があるが、この場合は全く違和感がない。
 さすがに80余年も食べ続けられている料理である。
その重厚さを感じながら美味しく頂いたのであった。
 余談であるが、ドミグラスソースはデミグラスソースとも呼ばれるが同じものである。
フランス語の「Demi-glace」から来ているが、フランス語読みではドゥミグラス、ローマ字や英語ではデミグラスと読まれたので、その言葉だけの違いが出来たのものである。
 さて、岡山駅に戻ることになるが、駅との間にある西川緑道公園を少し散策してみる。
西川と云うのは、街の東側を流れ、丁度岡山城と後楽園の間を流れる旭川の上流で取水され、南北に16kmの長さを持つ農業用水で、昭和40年に整備されたものである。
全国疏水100選にも選ばれている。
 都会地の真ん中を流れるので、その両側は都市公園へと整備され、四季折々の風景を楽しむことができる市民の散歩道となっている。
 西川橋交番、満々と水を水を湛える西川、両岸の青々とした柳や木々が楽しめるが、この時期の花を見つけられなかったことは、少し残念であった。
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 そして駅前の桃太郎像を眺め、駅構内に入ったのであった。
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