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兵庫県の中西部や岡山県の北部に牛のホルモンを食べると云う文化がある。
江戸時代の国で云うと、播磨国と美作国である。
江戸時代の国で云うと、播磨国と美作国である。
元々この地域は牛の飼育が盛んで、牛肉の産地であった。
牛肉を出荷し、残った「放るもん(ホルモン)」を料理の素材として活用したのが、「ホルモン焼うどん」である。
牛肉を出荷し、残った「放るもん(ホルモン)」を料理の素材として活用したのが、「ホルモン焼うどん」である。
B-1グランプリにチャレンジして準グランプリを射止めた岡山県津山市や、兵庫県の播磨地方の上郡町や佐用町が有名であるが中々訪れる機会が無い。
JR西日本の広告誌で、姫路市でこの時期に開催される「姫路ぐるめらんど」と云うのを見つけた。
近隣の町のB級グルメの屋台が出店されるようである。
近隣の町のB級グルメの屋台が出店されるようである。
当日は雨であったが、この機会を逃す手は無いと思い、途中下車し姫路城前の大手町公園まで行って見た。
さすがに人出は少ないが、雨でも強者が幾らかはいる。
しかし、この度新装なった姫路城の天守には人が続々と訪れているのには驚いた。
むしろ雨だからと云うので、並ぶ時間が少なくて済むという狙いであろうか。
むしろ雨だからと云うので、並ぶ時間が少なくて済むという狙いであろうか。
さて、ぐるめらんどである。
会場内にはイベントステージが作られ、女性MCと出店の店員が掛け合いでPRをしているが、寂しいものである。
それでも頑張っているのは頼もしい。
会場内にはイベントステージが作られ、女性MCと出店の店員が掛け合いでPRをしているが、寂しいものである。
それでも頑張っているのは頼もしい。
会場内の屋台を順番に見てみる。
「姫路ホルモンうどん」というのと「上郡ホルモンうどん」を見つけた。
「姫路ホルモンうどん」というのと「上郡ホルモンうどん」を見つけた。
既に焼いてあったのを温蔵庫から取り出し渡された。
焼くところも見たかったのだが、この天気であれば仕方がない。
無理も言えないので、それを手に持ってテントの下のテーブルへと急いだのであった。
焼くところも見たかったのだが、この天気であれば仕方がない。
無理も言えないので、それを手に持ってテントの下のテーブルへと急いだのであった。
2
他にも色んな店がある。
一番人気は姫路おでんの店、店の前には人が何人か集まっている。
テントに座ると隣のオジサンがおでんと熱燗でやっていた。
この雨の日に相応しい光景である。
一番人気は姫路おでんの店、店の前には人が何人か集まっている。
テントに座ると隣のオジサンがおでんと熱燗でやっていた。
この雨の日に相応しい光景である。
さて、ホルモンうどんを頂いてみよう。
熱々でないので残念ながらそれなりの食感に過ぎない。
やはりホルモンは火で焼いた熱々をタレに浸して食べるか、かすうどんの様に油で揚げたものをトッピングして食べるのが美味いと思った次第である。
やはりホルモンは火で焼いた熱々をタレに浸して食べるか、かすうどんの様に油で揚げたものをトッピングして食べるのが美味いと思った次第である。
会場を後にして、姫路城と桜見物と洒落込みたいが、雨には逆らう気はない。
尚、姫路城の天守の見学は連日1万5千人だそうで、整理券は発行するものの未だ入場制限には至っていないとのことである。
混雑は嫌なので、ホトボリが醒めたころにまた訪れてみようと思った姫路城である。
混雑は嫌なので、ホトボリが醒めたころにまた訪れてみようと思った姫路城である。