仕事が終わって、「ちょっと行こうか」となって、良く同僚、先輩、部下が居酒屋にお疲れ集合をする場合がある。

まずは仕事の話、こんなことあった、あんなことあったと適当にしゃべった後、反省会になる。
するとどうしても上司との係わりが出てくるので、知らない間に上司の品評会となる。
「あの上司は、いつも厭味な言い方をする」
「この上司は、いつも良いことを言っているが、いざとなったら自分をかばう」
さらには、
「あの上司は上ばかり見てる。上に言われたら二つ返事でハイとしか言わない。上手くいかなかった場合は、いつも俺の責任にされる」
「あんなの、早く転勤してしまえ…」「異動せよ…」
だの、好き放題をいい放ってお開きとなることが常である。

鬱積した不満を和らげるには良いかも知れないが、相手が反論できないところで言っても仕様がない。
面と向かって意見を戦わせない限り、時間の無駄である。

たまに新幹線に乗ったりすると、ずっと自社のあれこれをしゃべり続けるサラリーマンペアがいる。
すぐ後ろの席にペアが座っていたりすると大迷惑である。
白熱すると必ず上司や会社の方針の話になっている。

部下への説教調もある。
こんな部下は、はいはいと言いながら長時間付き合うのだが、かわいそうな気がする。
横向きで首も痛くなる。

たまには会社や仕事を離れて、四方山話をしたいものである。