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 大阪メトロの御堂筋線の江坂駅と千里中央駅との間の線区は北大阪急行電鉄という。
 江坂駅の北隣の駅は「緑地公園駅」と云い、その駅名は西側にある「大阪府営服部緑地」に由来する。
 服部緑地は、戦前に都市が空襲に出会った場合の避難地として定められた防空緑地計画による公園で、大阪府の四大緑地(他は、大泉緑地、鶴見緑地、久宝寺緑地)の一つである。
 今回はこの緑地公園駅で途中下車し、付近を訪ねてみることとした。
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 緑地公園駅で下車し、西向きのプロムナードを辿ると服部緑地である。
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 服部緑地の入り口付近をチラ見して南へと向かう。

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 そうすると道路の反対側に、緑地の一部である「服部緑地 都市緑化植物園」がある。
 今回はこれを探索してみることにした。
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 先ずは園内のマップである。

 温室からハーブ園まで、結構広い敷地に様々なエリアが設けられている。
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 この時期の花と云えば、紫陽花である。

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 入り口付近から紫陽花が所々で見られ、期待は膨らむ。

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 この植物園は有料である。
 入場料を払ってゲートを潜ると、先ずは温室内へと繋がっている。
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 花なのであろうか、温室に似つかわしいものも見られる。

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 サボテンのエリアもある。
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 温室を抜け出て、植物園内を散策する。
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 やはりこの時期は紫陽花である。

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 プロの手入れである。綺麗な紫陽花に和まされる。

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 アジサイロードかと思われる所もある。

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 満開とは行かないが、白い花も見事なものである。

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 ハーブ園に至った。

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 探索してみるが、緑ばかりで様子が良くは分からない。

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 名前は分からないが唯一見られた花があった。

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 ハーブ園を後にし、帰り道でカシワバアジサイを見つけて、探索を終了したのであった。

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 植物園を後にして、駅まで戻る。
 さて、昼食タイムである。
 駅の東側にラーメン屋さんを見つけた。
 「越後屋」という。
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 旨コク醤油ラーメンの表示看板に惹かれて入ってみた。

 珍しくテーブルばかりの店である。
 ほぼ満席状態であったが、何とか相席で座らせてもらい、濃厚醤油ラーメンを注文したのであった。
 カウンター内では、大将が忙しくしている。
 時間はかかるかな? と思いつつ静かに待ったのであった。
 10分位して、ラーメンが出てきた。

 濃厚醤油なので、富山ブラックや大阪ブラックを想像していたが、スープの色はそう黒くもない。

 さて、頂いてみよう。
 スープは醤油味が少し濃いかなと思えるぐらいである。
 背油がたっぷりなので、まろやかに味うことができる。
 麺は中細のストレート麺で、若干の熟成かなと思える程度である。
 チャーシューは柔らかい。
 メンマも柔らかく出来上がっている。
 優しく美味しく頂けるラーメンである。
 食事しながら周りの客層を見てみると、若者よりも中高年が多い。
 昔ながらの美味しいラーメンなのであろう。
 最後に、大将に越後屋の名付けの由来を聞いてみた。
 「悪です」との答えで、何のことか分からない。
 帰りがけに表の看板に、「越後屋さん お前様も悪だね こんな旨かラーメン作って」とあった。