1
JR常磐線の松戸駅で下車したついでに昼食をと、以前から気になっていた中華そばの名店である「TM田」へと向かった。
TM田は地図で見ると松戸駅の東南で5分ぐらいの所にある。
TM田は地図で見ると松戸駅の東南で5分ぐらいの所にある。
傘下の「TM田食堂」の前を通り過ぎ、その場所へ行ってみたが、なんと改装の真っただ中であった。
張り紙もある。
張り紙もある。
仕方がないので、先に前を通ったTM田食堂まで戻ったのであった。
TM田食堂のドアを開けると、客は7部ぐらいの入りである。
これなら比較的早くラーメンを頂ける。
これなら比較的早くラーメンを頂ける。
席に座ろうとしたら、客席係の店員が寄ってきて「食券をお願いします」であった。
確かにドアの横に券売機がある。
各種のメニューがあるが、店員氏に「どれがTM田食堂の特徴ですか」と聞いてみた。
「ラーメンでしょうね」との答え。
食券を買って店員氏に渡すと、「醤油ですか塩ですか」の質問が来た。
「どちらが美味いんですか?」と聞くと、素直に醤油が基本ですとの答え。
「じゃあそれで」と、やっと着席した次第であった。
「ラーメンでしょうね」との答え。
食券を買って店員氏に渡すと、「醤油ですか塩ですか」の質問が来た。
「どちらが美味いんですか?」と聞くと、素直に醤油が基本ですとの答え。
「じゃあそれで」と、やっと着席した次第であった。
待つこと5分ぐらいか、醤油ラーメンがカウンターから出された。
胡椒が置かれていたので少し振り掛け、さあ頂いてみよう。
スープは、澄んでいる。
鶏出汁であるが、鶏の出汁を感じないスッキリさである。
熟成醤油とのバランスよしである。
鶏出汁であるが、鶏の出汁を感じないスッキリさである。
熟成醤油とのバランスよしである。
麺はと云えば、細くもなく太くもなくの中細麺で、スープとよく絡むように作られている。
チャーシューは厚い割には柔らかい。箸でつまんでも崩れないので、堅そうには思えるが、口まで持ってくると簡単に千切れ、食感も柔らかい。見事なチャーシューである。
かといってこのラーメンの特徴は何かと聞かれれば、これと云ってない。
敢えて言えば、バランスが極めて良い醤油ラーメンと言える。
敢えて言えば、バランスが極めて良い醤油ラーメンと言える。
そして、最後まで美味しく頂いたのであった。
蛇足であるが、このTM田で修行したラーメン職人が、京都府南部で「TK井」という人気店を開いている。
2
食事の後は、付近の探索が常道であるが、時間が取れない。
先ずは所用を済ますことに専念した。
先ずは所用を済ますことに専念した。
夕方に近づきやっと体が空いたので、探索をしてみることにした。
松戸と云えば、矢切の渡しで江戸川を渡り駆け落ちする方向である。
「つれて逃げてよ・・・ ついておいでよ・・・ 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し
親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です」
「つれて逃げてよ・・・ ついておいでよ・・・ 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し
親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です」
今回は船の出発地である柴又の渡し場を見てみることにした。
常磐線の各停(地下鉄千代田線)で江戸川を渡り一駅の金町、そして金町から京成金町線で一駅の柴又駅へと向かったのであった。
柴又は寅さん、寅さんの柴又である。
駅から帝釈天の前を素通りして、江戸川べりへと向かったのであった。
しかし、行ってみると渡し場はおろか河川敷が全て水没である。
台風の後遺症であろう。
台風の後遺症であろう。
堤防からその姿を眺めるしかできなかったのは、残念である。
しかし堤防から、都内方向に夕焼けスカイツリーを見ることができたのは、少しの慰めであろうと納得した次第である。
もと来た道を駅へと戻る。
帝釈天の門前である。
楼門も見事である。
境内へ入ってみると本堂屋根も夕焼けに赤くなっているのが印象的であった。
商店街もほとんどが閉まっている。
昼間の観光客の対応が中心であろう。
昼間の観光客の対応が中心であろう。
このように、駆け足で駆け抜けた柴又界隈であった。