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JR東海道線の神戸市域にある六甲道駅で途中下車した。
丁度昼時であったので、適当な昼食処を探してみることにした。
丁度昼時であったので、適当な昼食処を探してみることにした。
先ずは駅ビルの中である。
駅ビルは「PLC六甲道」という。
駅ビルは「PLC六甲道」という。
おなじみのコーヒーショップが2軒、ハンバーガー屋、パスタ屋、めしやチェーン、居酒屋風、カレーショップがそれぞれ1軒である。
駅の外へ出て探すのも面倒くさいので、今回は大阪ではたまに名前を聞くカレーショップ決め、店に入ったのであった。
名前は「PCL」という。
隅のテーブルに腰を掛け、メニューを眺めてみた。
カレーには、スペシャルとスタンダードのビーフカレーがある。
そしてそれぞれに、レギュラーとミニがある。
そしてトッピングにより、カツカレー、エビフライカレー、唐揚げカレーがある。
カレーには、スペシャルとスタンダードのビーフカレーがある。
そしてそれぞれに、レギュラーとミニがある。
そしてトッピングにより、カツカレー、エビフライカレー、唐揚げカレーがある。
ここはすべて標準でということで、スタンダードカレーのレギュラーを注文したのであった。
尚、レギュラーはライス260g、ルウ220gとのことである。
尚、レギュラーはライス260g、ルウ220gとのことである。
落ち着いたのでテーブルの上を見回してみると、福神漬とらっきょう漬の瓶が置かれている。
細かい話であるが、これら漬物類が食べ放題というのは嬉しいことである。
細かい話であるが、これら漬物類が食べ放題というのは嬉しいことである。
そうこうしているうちに、スタンダードのビーフカレーが出てきた。
さて、頂いてみよう。
カレーには、2度あるいは3度味が変わるというのが流行りであるが、このカレーは最初から甘辛い味で特に途中で変わることはない。
奇を衒わないカレーであり、だれでも気軽に食べられる味である。
奇を衒わないカレーであり、だれでも気軽に食べられる味である。
カレーを平らげた後、らっきょう漬を気の済むまで頂いた。
ボトルの半分ぐらいは食べたと思われる。
らっきょうも含め大変美味しかったのであった。
ボトルの半分ぐらいは食べたと思われる。
らっきょうも含め大変美味しかったのであった。
2
このPCLは、今から40数年前大阪梅田の地下街で創業したカレー専門店である。
大阪ではINDカレーと並び称されるチェーン店である。
大阪ではINDカレーと並び称されるチェーン店である。
この店の自慢は、ターメリックやナツメグ、コリアンダーなどカレーに使われる代表的なものを含め、30数種のスパイスを使用し、絶妙なブレンドを行っているとのことで、企業秘密である。
たかがカレー、されどカレーである。
ちょっと気軽な昼ごはんとして、これからもカレー人気は続いて行くのであろうと思われる。
ちょっと気軽な昼ごはんとして、これからもカレー人気は続いて行くのであろうと思われる。
さて、六甲道駅界隈の探索である。
以前にも六甲道を探索したことがあるので、今回は山の手方向へと足を延ばしてみた。
阪急神戸線の六甲駅のすぐ手前に、六甲八幡(やはた)神社がある。
阪急神戸線の六甲駅のすぐ手前に、六甲八幡(やはた)神社がある。
もともとこの地には水原氏が八幡神を祀っていたが、平家の棟梁平清盛が神戸福原遷都を行った時に、京都の石清水八幡宮を勧請して、正式に六甲八幡神社となったと云われている。
また鳥居の前には「徳川道」という説明板が設けられている。
神戸を横断する主要道路は西国街道であるが、江戸時代の末期、神戸港の開港により外国人の居留地が神戸港近辺に設けられた。
当時は攘夷思想が盛んな頃で、衝突を避けるために、これを迂回する道として、摩耶山の北側を通り、明石の大蔵谷で合流する道が整備され完成されたのが徳川道である。
神戸を横断する主要道路は西国街道であるが、江戸時代の末期、神戸港の開港により外国人の居留地が神戸港近辺に設けられた。
当時は攘夷思想が盛んな頃で、衝突を避けるために、これを迂回する道として、摩耶山の北側を通り、明石の大蔵谷で合流する道が整備され完成されたのが徳川道である。
しかしその後、外国人居留地を小回り状態で迂回する道ができたため、この徳川道は不要となった。
この見捨てられた道路に再び脚光が浴びたのは、六甲山を別荘地やハイキング、そしてゴルフの場として開拓した外国人達によってである。
そして現在も徳川道の名称で、ハイキング道路として活用されているのである。
そして現在も徳川道の名称で、ハイキング道路として活用されているのである。