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 JR京都駅の一つ大阪寄りに「西大路」という駅がある。
駅名のとおり、西大路通りを東西に跨ぐように作られた駅である。
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 この駅の北側には、GSユアサと云うカーバッテリーの会社や日本新薬という製薬会社がある。
また駅の南側は吉祥院と云う地区で、女性下着で知られるワコール社の本社が駅に隣接してあったり、自動車販売会社の本社があったり、またラーメンチェーンの本店や別のチェーンの支店があったりして、隠れたラーメンの激戦区でもある。
 この吉祥院にはそのラーメン激戦とは関係なさそうなチェーン店「8番らーめん」がある。
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店名は、恐らくであるが、滋賀栗東から北陸へ向かう国道8号線沿いに店舗展開していることからの名付けであろうと思われる。
かつて8号線を車で走った時に、幾つかの「8番」を見つけたことがある。
そして、その一つに入ったというおぼろげな記憶もある。

 今回は、この8番らーめんで昼食と決め店内に入ったのであった。
カウンター10席とテーブル5卓ぐらいの標準的な店である。
カウンター内が調理場となっていて、少し年配の男女2人のみで全ての作業を行っている。
恐らくは、夫婦であろうが、ラーメンの味とは関係しないので、詮索はしない。
 店内は6割位埋まっていて、ラーメン調理に忙しそうな様子である。
 注文に至るまでに少しの時間が経過した。
やっと注文の段になったので、迷わず醤油ラーメンを注文した。
 ラーメン製作はご主人が一人でやっているので、時間が掛かる。
もう10分経過かという頃、やっとのこと出てきた。
ただし、作っている現場をカウンター越しに最初から見ているので、退屈はしない。
 野菜たっぷりのラーメンである。
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炒めた野菜が乗せられ、その上にチャーシュー、メンマ、刻み葱、そして「8」の字が入った蒲鉾が乗せられている。
期待が膨らむ、さあ頂いてみよう。

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 醤油ラーメンであるので、醤油の味がメインであるが、それにプラスして何かの味が加わっている。
何だろう? 野菜の味なのかメンマの漬け汁の味なのか? と思いながら食べていたが、そのうちに慣れてくるものである。
野菜たっぷりのヘルシー感覚で、最後まで美味しく頂いたのであった。
 尚、8番らーめんであるが、調べてみるとやはり国道8号線沿いに最初の店舗を開店したとのことで、それが店名を生んでいる。
場所は石川県の加賀市の田圃の中だったそうである。
 当初から野菜たっぷりのラーメンは大人気で、行列の繁盛店だったそうである。
その後徐々に店舗を広げ始め、現在は長野県から岡山県まで、125店舗を構えているチェーン店となっているのである。
さて、この辺りの地名である「吉祥院」の由来は何であろうか?
 東の方向に吉祥院天満宮と云う菅原道真公を祀る神社がある。
訪れてみた。
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 この神社は道真公の聖跡25拝の4番に指定されている神社である。
土師氏から改姓した菅原家の邸宅がこの場所にあり、道真公が18歳まで過ごしたと云われている。
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 神社の由緒書きによると、道真公の祖父である菅原清公が遣唐使の任務にて航海した時に嵐に遭ったが、吉祥天女を一心不乱に礼拝した結果、難を逃れたと云われている。
以来、菅原家では吉祥天信仰となり、邸内に吉祥天女を祀り、現在も吉祥天女社として社殿が引き継がれている。
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このことが吉祥院という地名の由来になったともされている。

 尚、天満宮の境内には、道真公が幼少の頃、顔を映したとされる「鑑(かがみ)の井」や、習字に使用した「硯之水」も残されている。
 帰路はバス便を利用して、駅まで戻ったミニ旅途中下車であった。

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